富士山登山 2021年 つづき
■久しぶりに
名古屋の家に戻りました。
部屋は出発したときと同じように荒れていました…。
■富士山登山のはなしの続き
7合目を目指して歩くもまったく着く気配がない…。
基本的に登山道はいろは坂というのかなんというのか、くねくね曲がっている。
なので曲がり角を何個か消費したら休憩というような感じで進んでいたため、予想以上に時間がかかった。
7合目途中で13時12分…登山開始から1時間…。
俺の心の中に暗雲が立ち込めるが、天気は悪くなかった。
宝永山みて帰ればよかったかな…と思ったけど後の祭り。
ただただ歩く、登る。
一緒に登っていた家族連れを同士と思い込みこっそり後ろにくっついていた。
家族連れは会話が微笑ましくて「〇〇くん、ハイチュウ食べる?」とか親が言ってんのよ。
た、食べるー!と心で思い、は!そういえば俺も大好きなハイチュウプレミアム持ってきたら良かったとちょっとブルーな気持ちに…。
そんなこんな途中までついていったが子供の体力って恐ろしい家族も一緒に登っていってしまいまた一人ぼっちに…。
いいもんいいもん!マイペースで登るもん!
たぶん知り合いがいたら気を使われまくってしまうだろうな、いつもの運動不足がたたっているぜ…。
なんとかして7合目に到達!
って
看板見ると、ん?新7合目?
なにその「シンエヴァンゲリオン」みたいな名前。
あ?元祖7合目もあるって何やねん…じゃあどこが「本当の」7合目なん…。
他人にどこまで登ったのって聞かれたとき答えに困るな。
「(本当は新7合目までしか登ってないけど)7合目まで登りましたよ」ってかえしても。
「(元祖)7合目まで登ったんだすごーい!」
ってなりかねんやないですか!
元祖と新の距離は630mあるんやぞ、これがふたりの距離の勘違いってやつやな。
■ごちゃごちゃいってないで
新7合目を出発。
外観はこんな感じだった。
このあたりに来ると地層の断面みたいなのも見えてくる。
火山灰のミルフィーユや〜☆
ま、しらんけど。
えっちらおっちら歩いていると、標識が!
で、ででで〜でた〜!!3000m到達!
初めてきたぜ、この領域…。
なんて適当に感無量で写真を撮っていると、ぴよぴよ声が聞こえる。何だ?とあたりを見渡すと鳥がいた。
俺を祝ってくれているのか、センキュー。ひばりかなんかかなとみてたが、こんな高いとこにも鳥はいるもんなんだなと後から思った。
で、この時気づいたが、全然高山病になってないなと気付く。
前回は、須走ルートで行ったが、3000mは超えてなかったはず…。
一度途中まで登ったことがあるからか、ゆっくり登っているからそれなりに慣れたのだろうかわからないが、このときの考えが甘かったことが後でわかる…。
■なんだかんだで
元祖7合目きたー!!!
これで、「元祖7合目まで登りました!」と他人にいえる!と思いましたとさ。
ちなみにこの時点で14時30頃…。
まずいなぁ…と思いながら腹も空いたので、外界で買ったミニストップのサンドイッチを食べる。
話かわるけどこれチョーうまいから!
コンビニサンドイッチの頂点。
見かけたら絶対買う。食べてみてね。
本当は頂上で食いたかったけどなーと思ったけど背に腹は変えられん。
頂上いけたら食おうと、半分くらいしか思ってないけど、半分残した。
結構体がへばってきていたので、長めの休憩を取る。
山小屋で、途中の子供連れが喋っていたのでハイチュウ食いてーなと探したけどなかったけど、代用品のぷっちょグレープ味(250円)を買い、あとトイレ(200円)を貸してもらう。
あと、なんか記念品?みたいなのもかった。
なんか、木の棒に刻印してるのと、手ぬぐい。
どうせなら3776と記載のあるもの買えよって聞こえてきそうだけど、なんだろうな、判断力が鈍ってたのかな?それともトイレいく小銭がほしかったのかな?今考えても謎。
けどね、木の方は買った理由覚えてるのよ、人間って力出す時食いしばったり手を握ったりすることでいつもより力でるって聞いたことあるから、丁度いいかもって。
けど、この後、この木は早々にカバンにしまわれてホテルに戻るまで忘れ去られていたとさ…。
■長い…
ブログも長くなってきたのでここらでお開き。
次回が登山編ラストになればいいな…。